家庭でのフライを手軽にする新兵器 ノンフライヤー
ノンフライヤーとは
海外ではすでに発売されていた AirFryer がついに日本で 「ノンフライヤー」 として上陸。
油を使わないで揚げ物ができるというのが最大のウリですが、200℃の熱風が食材の周囲をトルネード状にあぶるしかけなんです。
食材から自然に出る油で表面が揚がるので、味や風味が普通の揚げ物とは少し異なりますが、油の少ない食材の場合はオリーブ油やゴマ油などにつけて食べるとおいしく食べられますよ。
油を使わないから体にいい
家庭での揚げ物で困るのは、下ごしらえ、火の管理、それに使った油の処理。
油の処理がめんどくさいので、ついつい以前に使った油を何度も使ってしまいますが、油は空気中の酸素で酸化したり熱で劣化したりします。
劣化した油は健康に悪いですし、もちろんダイエットにも不向きです。
油をあとでつけて食べれば、劣化した油のリスクにはさらされません。
ダイエット以外にカロリー制限食に
糖尿病などの方では家庭でのカロリー制限がたいへんです。
揚げ物をメニューに加えることはカロリーの観点からなかなか困難ですが、このノンフライヤーならその願いをかなえてあげることができます。
調理が簡単 後かたづけも簡単
調理は簡単です。
食材に衣をつけたら、ノンフライヤーのバスケットに入れ、温度を調節してタイマーをセットしてスイッチを入れるだけ。
ガスを使わないので、火の管理に気を使わなくてすみます。
油を使わないので、ノンフライヤーの後かたづけも簡単。
食材をセットするバスケット部分を普通に洗えばいいですし、食器洗浄機に入れてもいいです。
フィリップスのノンフライヤー
フィリップスはオランダに本社を置く世界企業。
医療分野では MRI 装置でトップの実績を誇るなど、その高い技術は折り紙付き。
安全性にも力を入れています。
こういう製品は信頼性で選びたいものですね。
気になる点
ちょっと気になったのが、ものによっては油が少ないなと感じることがある点。
このときは、適当な油(ごま油、オリーブオイル、サラダオイルなど)をちょっとつけて食べるといいです。
油と言っても、熱で変性したものではないのでちょっとだけならヘルシー。
あと、バスケットが小さいので少しずつしかできない点ですが、作り置きにするのではなく、できたてを少しずつ食べることを習慣づければいいです。
4人以上の夕飯にはちょっとしんどいですが、そういうときは 食べ始めに少し皿に盛り、後で第2弾を追加・・・
まあ、最近は1人家族の世帯が最も多いわけですし、2人なら仲良く(?)食べられますね。